週報より~平和と戒め~

平和を保つことはとても大切なことです。またそれを維持するためにルールを守り、時に戒めていくことも大切です。この平和を維持することと戒めることは相反するものではなく相互の働きによって保たれます。波風を立てたくないからとなんでも見て見ぬふりをして流されてしまうことと平和を保つために戒めることは後者の方が多大なエネルギーを消耗します。しかしそうやって少しづつ高めあっていくことによってみんなが望む平和に近づいていくと思うのです。聖書にはこの戒めることを兄弟として戒めるように記しています。これは初代教会での教会内での人間関係を建て上げていくうえでのこととしてどのように関わり、どのように戒めていくのかについての回答です。兄弟であれば許せる範囲も他人よりは広いですし、仲直りも簡単に出来たりするものです。またそれぞれの長所も短所も知っているので成長した兄弟はお互いに尊重しあうことも出来るでしょう。そのように戒めあっていくことで平和を求めていく方向性を持つことがまず必要です。現状がどうか以上に私たちが向かっている方向性が1年先2年先にどういう結果を得るのかを大きく左右するからです。私たちが平和を得ようとするならは今ちょっときついくらいの労力をかけてでも自分が知りうることを実践していくべきです。そして平和を神様に祈り求めるべきです。私たちは生涯完全にはなれないかも知れません。しかし向かっていく方向を決めるのは私たちです。そしてそれを完成へと近づけて下さるのは神様です。互いに平和のうちに戒め合い、高めあっていきましょう。

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