週報より~家族的教会~
教会は神様が創造されているものの中で特筆するに値する共同体です。聖書の中にはこの教会についていろいろな角度から記されている事柄があります。そして教会というものを把握していくうえで大きくふたつの側面を見ることが出来ます。ひとつは軍隊、もうひとつは家族です。テサロニケ人への手紙では特に家族的な教会としての面からアプローチされている記述が多くあります。この家族的教会というものを理解しようとする時に、まず家族というものを正しく聖書的に理解していく必要があります。家族とひとことで言っても国や文化、またその人が育った家庭環境において家族ということばの意味合いが違ってくるからです。Iテサロニケの2章を見ると親は子供を1.母がその子供を育てるように優しく振る舞い、2.その人を思う心からいのちまで喜んで与えたいとさえ思い3.自らの手で働き働きを進めたことが記されています。パウロの家族観とは優しく、愛に満ちあふれ、そして堅実であったことを伺い知ることが出来ます。私たちはそういった家庭、またそういった教会を祈りと努力によって建て上げていく必要があります。目標やモデルがなければその時その時で行き当たりばったりの歩みになってしまうでしょう。そして神様が教会に何を期待しておられるのかをしっかりと認識して祈り、備え、行動していくことが大切です。もちろん家族ですから疲れていたら休息することが出来る場所であり、また多くのことを身に付けることが出来る場所であるべきです。神様にある家族=教会として神様の愛によってつながりあっていきたいですね!