週報より~塩気のある人生~

人生には時として燃えさかる火のような試練が訪れます。人によってなにが困難かは違いますから他の人から見たら何でもないことででも、当事者としてはものすごく辛いと感じていることもあると思います。しかしその困難をどのように乗り越えるかによって私たちは世の光、地の塩と聖書にある「塩」としての要素を自分の中に蓄えることが出来ます。塩とは取りすぎると高血圧や心臓病、肝臓病を引き起こしますが、それが逆に不足し過ぎると昏睡状態になったりひどい場合は命を落とすこともあります。日本人の食事摂取基準で成年男性で10g成人女性で8gとされています。そして塩とは調味料として、保存料としての食品として使う場合融氷雪用としての役割、また文化によってはきよめのために用いたりします。つまり私たちが世の塩となっていこうとするときに、大切なことはその直面している物事を料理に例えるならばどの程度その塩気を加えていくかというさじ加減が大切なことが分かります。そして塩は塩としてあるべき姿を保つことが大切です。塩とは今の時代に生きている私たちにはその大切さが良く理解出来ないかも知れませんが古代ローマ帝国では兵士の給料として塩が支給されていました。ラテン語で塩はsalと書きますがここから英語のSalary、つまり給与ということばが生まれています。つまり世の塩となるということは世の存続のために必要不可欠な要素に自分自身がなっていることを信仰によって受け止める必要があります。、私たちの中に神様の愛のことば、とりなしの祈り、誠実な歩みによって塩気のある人生を力強く歩んでいきましょう!

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