週報より
日本においては毎年自殺者が3万人をこえます。これはとても悲しい現実です。しかし世界を見るとほとんど自殺ということがないおおらかな国もあります。これは命の価値をどう受け止めているかという認識の差が大きいと思います。最近の第2韓流ブームにのって様々なドラマが毎日のように放送されています。韓国の歴史を扱ったドラマを見ると何かを失敗するとすぐに「私を殺してください!」という台詞が出てきます。ドラマですから実際に俳優が死ぬこともないので面白く見ますがその台詞があまりにも多いので「また言うぞ~」と予想して、それを言うと笑ってしまうこともあるくらいです。韓国においてそういう考え方は日本の武士道と非常に近いものがあるんだなぁと思いながら見ます。しかしその根底にある思想や理念が正しいかと言われると聖書的にはNOです。命の重さは任務の失敗とかよりももっともっと重たいもの、そもそもそういった事柄と比べるようなものではありません。神様が愛してやまない自分の命を生きてさえいればまた取り返せる失敗などのために絶つことはあってはならない事です。根底に失敗=死という考えではなく、神様がどんな時にも共にいてくださるという安心感を持って歩んでいきましょう。人生には様々な場面があります。辛いとき恥ずかしいときにもうダメだと決めつけずにその局面をどうやって神様と共に歩むかという考えを持っていきましょう!