週報より
同じ木からでも良い実ばかり出来るとは限りません。比較的良い実をつけやすいということはありますが、すべて良い実ばかりということはありません。同じ樹でもどこの実が一番おいしいか長年収穫に携わって来た人には分かります。同じ木であってもその年やまたどこに実っていたかによって選果場では振るいにかけられます。そこでは良い物はいいし、悪い物は悪いのです。エレミヤ書を読んでいくとイスラエルの民がこのように振るいにかけられるシーンが多くあります。その都度自分はどうだろうかと吟味させられる重い箇所ですが、そういった歴史があってこその律法に根ざす生き方をイスラエルの民は頭ではなく心で理解していくことになります。それでも歴史は繰り返し、裁きと赦しが海原の波のように代わる代わる訪れています。私たちはブームではなく、いつも変わらず神様を見上げて歩んでいく安定した信仰をしっかりと身につけていく必要があります。試練の時も楽しい時も変わらず神様のもとにいることが大切です。私たちがどんな時も信じ、愛して下さるイエス様の愛に、私たちもどんな時も応え続けていきたいですね!