週報より
一般的に自分の手で働いて生活するという当たり前のライフスタイルの連鎖で本当に自分がやりたい仕事、また心から喜んでその仕事をやっているという人はほんの一握りと言ってもいいでしょう。もし宝くじが当たって一生生活出来るだけのお金が入ったとしてもその仕事を続けるかどうか考えて見るとその答えはすぐに見えるかも知れませんね。生活のため時に忍耐もしつつ働くというのがよほどの資産家でなければ一般的でしょう。しかしそう言ったものではなく生涯を通じてやり抜く仕事、つまりライフワークというものを握っている人は時間もお金もそれに費やし、そしてなんらかの結果を時として得、またそれが得られなくても価値のある生涯であったといえると思います。旧約の予言者の働きを見る時に、その書物を私たちが数時間かけて読んでしまうその書物を記すための期間が何十年とあることを発見します。エレミヤは 紀元前627-585に予言活動をしたとされていますがその60年近い期間、当時の人の寿命を考えると本当に生涯を通じての働きというにふさわしい期間を費やしてしたその働きは当時は忍耐の上に忍耐を重ねる連続でした。もし自分が同じ立場に置かれたらきっとすぐにギブアップしたと思います。しかしそこに召しがあり、そしてライフワークとしてしっかりエレミヤが握っていたからこそ神様からのことばがしっかりと語られ続け、そして現代に至まで多くの人々に訓戒を与え、警告を与え続け、道を示し、恵みの価値をさらに深くしてくれているのです。彼がもし挫折していたら、また違った歴史になっていたことでしょう。私達は人生をかけてやるライフワークを見つけているでしょうか?主を見上げ、そして自分にしか出来ない事を発見していきたいですね