週報より
ひとつの判断で明暗を分ける瞬間があります。スポーツでも読み間違いやとっさの判断ミスで得点を奪われてしまうこともあるように人生を振り返ってあの時こうしておけば~という瞬間は誰にでもあることでしょう。どっちか分からないある意味勘頼みな選択ならそういった思いはしにくいでしょうし責任感も少なくて済みます。しかし自分の知識が足りなかったとか努力が足りなかったとなると自責の念を長い間持つ可能性も高くなります。聖書に書かれているそういったことを測るものさしに神様の言われていることに従うというひとつのことがあります。聖書には多種多様なケースがあり、そこで多くの人の従う姿勢、また失敗している姿がありそこから多くの事を学ぶことができます。誰でもいきなり聖人のようになることは不可能なわけですから、まず自分の持っている一番良い信仰の土台にふさわしく判断することが大事です。そして常に主に耳を傾けることで成熟していくことが出来ます。ここに誰それに相談したらこう言われたから~とかいう甘い判断や責任転嫁をしているといつまで経っても成長出来ません。勿論多くの方の意見を聞くことは大切ですが、自分に都合のいい意見にのみ耳を傾けたり、またひとつの言葉にのみ縛られていては自分の人生を歩んでいるというより風に舞う枯葉のような状態です。もちろんそこにも自分の決断があってそういう結果になっているのですがそれでは本当にもったいない歩みをしていることになります。いのちの泉である神様をしっかりと知って、そして求め続けていきたいですね!