週報より~主の憐れみと恵み~

Iテモテ5章に寡婦(やもめ)についての初代教会での福祉やまたそのための基準などが書かれています。旧約から夫を亡くした未亡人には衣服や装飾などのルールやまた再婚についてのこと、神様の哀れみがそこに強くあることなどが記されています。特にテモテ5章においては信仰の成熟した人、さらに60歳以上の人ということまで明記した上で教会が支えていくよう努めていた姿があります。現代のように年金などもありませんから生活していく上で大変な状況があったのは容易に想像できますがそういった中にあっても神様の哀れみが特別にあったことを聖書は記しています。私たちの人生には時には到底受け入れがたいことも起こることもあるでしょう。しかしそういった時にも神様の哀れみがあることを、そして永遠という長さの中で見た時に私たちが例え100年生き、その中の1年、あるいは10年、50年、場合によっては大半を辛いと思うような人生を送ったとしても神様の前ではすべて覚えられており、永遠という中での恵みには不公平はないことを覚えるべきです。人生の中で起こりうる誠実さ故の葛藤、また迫害などを指して天国に行った時に受ける報いは大きいと聖書は教えています。現時点もし幸せだと思えなくても自分の目の前にある状況によってだけではなく、もっと長く神様の視点、また基準に立とうとする時に多くの思い煩いは和らいでいくでしょう。主の憐れみを待ち望み、主の恵みに期待しましょう!

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