週報より~不滅なるいのち~
命ほどこの世界で尊いものはありません。夏の間、国内でも世界でも様々な悲しい出来事によって多くの命が奪われていきました。残された方達の中には行き場のない憤りや悲しみ、憎しみもあるでしょう。またもし失われていった命が自分もそこにいて同じような出来事に遭遇していたらどんなことを考えるでしょうか?死に対する恐れに支配されるでしょうか?加害者への怒りでいっぱいになるでしょうか?残された大切な人達のことを考え悲しむでしょうか?私たちがニュースで見ていることは決して私たちが完全に安全が保証されているとして、その外側で起こっている画面の向こうの出来事ではありません。私たちも傍観者ではなく被害者になる可能性、また時として加害者になってしまう恐れも持っているのです。そういった世界で私たちは生きているのです。多様性のある価値観をよしとする風潮の強い時代にあって、聖書の教えている唯一の神、唯一の救いはある意味時代に逆行しているように感じるかも知れません。しかし真実なことはひとつであり、真実は人を強くし確信を与え、平安を与えるものです。地球や宇宙の秩序正しさを見る時に唯一なる全能の神がどれほど優れているか。また私たちの考えの浅はかさを痛感します。そんな弱さのある私たちを神様は愛し、慈しんで下さる御方です。神は一人として滅びることを望まずと聖書にあるように主は私たちを尊重し、そしてその思いを実現させるためにイエス・キリストの十字架と復活ということを通して永遠の命、救いの道を開いて下さいました。主の愛を少しでも理解し、主の愛を信じ、主の愛に生かされる人生を歩んでいきましょう!