週報より~すべての働きは尊い~

人が一人生活するためには様々なものが必要となります。必要最低限といってもそれなりの物量になってくるでしょう。なかなか捨てることが出来ない性格の人の家にいくとそれはもう大変な量の物で溢れていることもあります。無駄を省いたとしてもそれなりの物に囲まれて多くの方は生活していると思いますがその中でも特に大切にしているものや無くてもいいもの、また大切にしているわけではなくてもないと毎日の生活で困るものなどがあると思います。どれだけ大切なものかはなくしたり、壊れた時に分かります。例えば我が家では夜中にトイレの電球が切れた場合、どんなに夜でも私は買いに走ります。それがないと夜子供達がトイレにいくことが非常に困難になるのが分かっているからです。でも普段はいつ切れるかなどあまり気にもせず点いて当然という感覚です。また大切な物としては結婚した時にプレゼントされた掛け時計やティーカップなどがあります。下さった方達の気持ちのこもった大切な品です。でももしそれが壊れたとしてすぐに買いに走るかといったらそれはしません。確かに大切な物ではありましたがなくても生活は出来るからです。残念には思いますがそれは生活必需品ではありません。どっちが大切なのかというとどっちも大切です。必要なのは前者ですが、普段大事に扱うのは後者です。前者は自分に必要なものであり、後者は他者との思い出の共有のために大切にしているものだからです。物にはそれぞれの働きがあります。そしてより大切にされているものこそが重要と思いがちですが生活する上で大切なもの、私たちの思い入れの中で大切なものいろんなものがありますがすべてのものは尊いのです。神様の御手にある時に、私たちが思う以上にすべては尊いのです。

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