週報より~信仰の父~
信仰の父と呼ばれたアブラハムという人物がいます。子孫も増え世界の相続人となるという約束を神様から頂いた人です。彼はその啓示を受けた時に信仰によってそれを受け取りました。その時彼はもう高齢であり、妻も高齢でしたが信仰によって信じ、その約束を受け取りました。それから成就に至るまでは10年以上の期間があり、その課程では人間の浅はかさもありました。しかしいずれにしても神様の約束を信じて、それを土台として歩みました。何かを成し遂げたからではなく、信仰によって自分の考えも常識もいったん置いて、神様にすべての土台を据えたことによって彼は信仰の父と呼ばれ、事実多くの民族の父となりました。天の父なる神様以外にい安全な父はいません。父とは子供が与えられて初めて父となり、子供と一緒に時には頭を打ちながらでも成長してよりよい父となっていきます。いつでも完璧な応えを出せる父はいません。しかしその時々で最善の決断をしようとすることが大切です。そして父であるという自覚に立つことと責任を持つことが大切です。都合が悪くなった時に放棄してしまっていては立派な父とはいえないでしょう。私たちは血縁的に父となっていなくても、信仰の父また母的的なポジションになることがあります。その時に信仰を持って主にあって最善の決断、祈りをしていけるよう、アブラハムの信仰に習っていきましょう。