国籍や身分を超える主の働き~週報より~

一般的に聖職者と呼ばれる人や献身者はどこか浮世離れしていて特別な境遇で育った特定の人達がなるものというイメージがあります。

しかし聖書の歴史を見るときにまた現代においても教会で実際教職者として働いている人達の統計をとって見ると世襲制よりもそれぞれ様々な人生を通る中でキリストと出会い、救われ、信仰の歩みのなかで献身していった人達が多くを占めています。

信仰の継承はもちろん大切ですがその中にもひとりひとりがしっかりとした信仰を持っていくことが必要不可欠です。

そして教会形成というものと少し視点を変えて神様の働きとして見るときに多くのクリスチャンを用いて神様が偉大な働きを進められていることが分かります。

そこには国籍も身分も性別も関係ありません。

また年齢も関係ありません。

神様が唯一重要視される要素は信仰です。

信仰がある時に賜物は増し加えられます。

しかし信仰がなければいくら才能が豊かであっても本当の主の働きをすることは難しいでしょう。

パウロは多くの手紙の最後を多くの人達への挨拶で締めくくっていますがそこには序列はなく書かれている順番を見るときに国籍別でもまた身分の序列でもなく本当に自由に書かれています。

特に女性の立場が現代のようではなかった当時の文化の中で女性の働き人への賞賛や推薦もあるほどです。

パウロは今から2000年以上前のローマ治世の中においても天国の文化を理解しそして天国の文化に生きた人物であったと言えます。

私たちも移ろいやすい今の世界において天国の文化、天国の価値観、天国の基準を理解し、そして実践していく者となっていきましょう。

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