自発的な親切に至る道~週報より~
親切は強制的にではなく自発的でなければならないとピレモンへの手紙でパウロは記しています。
いつのまにか自分が高ぶってしまったりしてもらうことに慣れてしまうと○○してもらって当然と勘違いしてしまうことがあります。
最初は親切から始まったことでもそれが義務のようになってしまっても問題が発生します。
それは親切とは相手を思いやり助けたいという思いから本来出るべきものであると教えている通りそこから離れてしまうといつの間にか上下関係のような認識になってしまったり当たり前の事柄になってしまうと健全な状態とは言いにくいものになります。
私たちは時に立ち止まりじっくり自分が高ぶっていないか、
また勘違いしていないかを再確認していかなければ知らず知らずのうちに脇道に逸れやすいものです。
また自発的に人に優しく出来る人になるために大切な要素として自分自身にゆとりを持つことです。
ゆとりがないと視野がどうしても狭くなりがちです。
ゆとりを持つからこそ他人に注意が払えるようになりそこから自発的に親切にすることがよりしやすくなります。
また親切の押し売りをしないためにも自分にゆとりを持つことがとても大切です。
自分はいい人と言い聞かせたいがために親切の押し売りをしてしまうことはないでしょうか?
行きすぎた親切はおせっかいになってしまうばかりか相手にとって助けよりも負担になってしまいます。
自分の中にゆとりを持ち、周囲と調和しつつ助けたり助けられたりしながらよい相互関係を築いていきましょう。