聖霊によって~週報より~

イエス・キリストの誕生は旧約聖書から預言され続け、

そして天使達の訪れや不思議なしるしを多く伴ってユダヤ民族にとってローマの支配下という民族の歴史の中でも厳しい背景の中で起こりました。

暗闇から朝日が昇る時に一筋の光が差し込むようにそれは起こりました。

そしてその成就は聖霊によって処女が身籠もるという超自然的なかたちで訪れます。

この聖霊によってというのが当事者にしか分からない。

また理解しにくい。受け入れにくい信仰によって受け入れなければならない状況を生み出しました。

結婚をする予定であったヨセフは身に覚えはありません。そしてマリヤを愛し、またマリヤの人柄も良く知っています。

しかしそこに理解しがたい事実がのしかかります。

そこに天使が現れて聖霊によって身籠もったこと、名をイエスと付けること、その子は民をその罪から救って下さる方であること、

そしてそれは預言の成就であることを知らせます。

天使を疑うことも出来たでしょう。

ストレスで幻や幻覚を見た。また現実逃避のヨセフの作り話ととることも出来るかも知れません。

そこでヨセフがこの聖霊によって始まり、

また預言が成就しようとしているその過程に自分の人生も巻き込まれようとしていることを受け入れるには信仰による決断の前にマリヤに対する信頼、

また神様に対する信仰と知識がなければ信仰を持って受け入れることは出来なかったのではないでしょうか?

私たちの人生にも神様によって、聖霊様の働きによって導かれている、また開かれていると感じる場面や出来事に遭遇することがあるでしょう。

そうした時に祈りとみことばによって吟味し、信仰を土台とした決断をしていくことが出来るよう信仰の器として整えられていきましょう。

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