平安を与える計画~週報より~
神様のご計画とはどのようなものでしょうか?
それは私たちに災いと与えるものではなく平安を与えるものであるとエレミヤ書に記されています。
それはイエス・キリストを信じることで救われるという救いの根幹を指し示すということが歴史を見ると分かりますが
当時のバビロン捕囚の時代からの解放をまず示していました。
70年という長い時間をイスラエルの民は奴隷として過ごしていたのです。
当時の寿命を考えると世代が巡りほとんどの人々がバビロンで奴隷の子として産まれた世代になっていたことでしょう。
しかしそんな故郷を知らないイスラエルの民に向かって神様を呼び求め、祈るならば、
また心を尽くして神様を捜し求めるならわたしは応答すると神様はエレミヤを通して語られました。
そしてその通りにイスラエルの民は解放されることになります。
異境の地で尚信仰を継承し、
神様を信頼し、
求め続けることはどれほど困難であったことでしょうか。
神がいるなら今すぐ解放しろと嘯きたくもなったはずです。
しかし彼らは神様の前に正しく立ち返りみととばを歴史の中で体験しました。
神様が歴史を動かされるところに祈りと涙があることを覚えます。
願い事があるから祈る祈りだけではなく、
神様を神様として崇める祈りがなければこの純粋な信仰を維持することは出来なかったでしょう。
彼らの信仰は目先の損得ではなく、
神様がおられ、自分達が選ばれて愛されていることを知っていたからこそ、
どんな困難な状況でも祈り、
純粋な信仰を持つことが出来たのだと思います。
平安を与える神様のご計画が今の時代にも必要です。
そしてその働きは世界の至るところで起こっています。
神様の前に祈りの手をあげ続ける者となりましょう。