心のあるところ~週報より~
人それぞれ様々な価値観があり優先順位があります。無意識に決定していたり、また意地やプライド、また習慣によって価値観は生き様となりその人の性質となっていきます。私たちはこの価値観や習慣となっている領域において神様にもう一度明け渡し、受け止め直す必要がそれぞれあります。一度明け渡し受け止め直す時に本来あるべき優先順位に置き直したり、また正当な価値に見直すことが出来るからです。私たちが握って手放すことの出来ない領域にはその背後にいつの間にか要塞が出来ており、その要塞は私たちに苦い根をもたらし、私たちが本来受けるべき祝福を小さいものにしてしまったり、また時に破壊したり、見過ごしてしまう要因となります。私たちがなにかの物事に必要以上に執着する時にバランス感覚を保てているかが大切になります。時として局地的に集中するべきタイミングもあります。しかしそれはそれで長い人生の中のひとつのステップであり段階です。長い視点で見て逸脱したバランス感覚にならないように私たちは心のよりどころがどこになっているのかを確認し見つめ直すことが大切です。大切なものは大切なもののように、少し大切なものはそれなりに、どうでもよいことはどうでもよいのです。そのプロセスで間違った順番を選択すると本来大切な事柄が自分の人生において適切な影響を与えたり、また十分に力を発揮することが出来なくなります。神の国と神の義を第一としてすべての必要をご存じである御方に委ね、そして共に歩んでいきましょう!