御国を待ち望む心

主の祈りにある御国を来たらせたまえという祈りを見ていくと天の栄光が地にも現されるようにという信仰生活の中にある義に対する渇望という面とイエス・キリストの再臨、そして新しい天と地が創られると黙示録に記されている一連の再臨に関わる事象についての待ち望む祈りという2つの方向性を見いだします。このふたつの方向性のいずれにも見いだすことができるのは御国ということばが指す対象は天国であり、そこには神様の臨在が常にあり、悲しみも苦しみもなく、賛美に満ちあふれているところであり、時間の流れも昼もなく夜もないとあること、また永遠に続く場所であることがわかります。何かと時間や空間、また私たちの肉体の限界などの制限がかかる中で神様を見いだし、そして求めていく中でそういった制限のない御国を求めていくのは素晴らしい恵みです。また罪赦され、神の子とされていますがその特権が本当の意味で実現し、より具体的に現される天国へと思いを馳せ、この地上においてもその片鱗を味わい知っていきたいという願いをもって祈り求めていくことは私たちの信仰生活の中でとても大切なことです。私たちはどうしても自分の目の前の問題にとらわれやすく近視眼的になりがちです。そういった視点を神様の視点にシフトしていくことは私たちの信仰生活に安定感を与え、力強さを与えてくれます。神様の御国が私たちの実生活にもさらに拡大すると共にこの地のうえにも現されるよう祈り求めていく者となりましょう!

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