旧約聖書に見る聖霊
キリスト教の根幹をなすものに三位一体という教理があります。父・子・聖霊と3つの位格が別個ではあるけども互いに関係のある完全に統一された属性の中でご自身を現しておられます。それぞれが完全な神であり、平等である存在です。人格は3人、本質ではひとつということも出来ると思います。この互いにつながりあう関係性から神は愛であり、義であるという神様の本質を理解していく必要があります。愛も義も単体では成り立たないからです。そしてこの三位一体の教理をめぐってキリスト教の歴史の中でも様々な考え、神学が生まれました。そしてあるものは異端としての教理となり、またより聖書的に正しい認識へと近づいていく過程があります。旧約時代は父なる神、新約になって子なるキリスト、使徒行伝以降が聖霊という時代ごとに現れ方が違うという考えも聖書的ではありませんし、水が気体、液体、固体と変化するように神様の現れ方も変化するという考えも間違っています。私たちは正しく神様について、イエス様について、そして教会を生みだし、助けてくださる聖霊様について聖書から正しく理解し、そして正しい関係を持っていくことが信仰生活においてもとても大切です。聖霊様とさらに深い交わりにはいっていけるよう祈り求めていきましょう!