聖霊の働きとみことばの成就

 

聖霊の働きを現代の教会の中で見ていくと圧倒的な聖霊の御業というほかないような事柄も多くあると共にこれは聖霊の働きだろうかと疑問を持つような霊的な働きもあります。それらひとつひとつをどのように吟味し、また受け入れたり、また時に修正していけば良いのか非常に悩むところであると思います。人間的な枠をつくってしまうと聖霊の働きは去ってしまうことになるでしょう。しかしカバーリングになる大枠は必ず必要です。みことばに立ち、イエス・キリストをより求めていく方向性、またキリストの品性に似せられた者と日々変えられていくプロセス、そしてキリストの花嫁であり体である教会を建て上げていく方向性により強く導かれていく、そして宣教に開かれていくなどの方向性を聖書から汲み取り見ていく時に働いている霊が聖霊様なのか、自己満足なのか、また悪霊の惑わしなのかが見えてきます。初代教会において異邦人に聖霊が臨まれたことがきっかけとなりエルサレム会議が開かれます。そして元パリサイ派のクリスチャンはより律法的な背景から来る意見を当然言いました。しかし最終的にはペテロ、パウロ、バルナバ、ヤコブの体験と導かれたこと、そしてそれを裏付けるみことばによって会議の結論は出されました。それは神学的にも非常に大きな転換でした。この聖霊の働きに対する柔軟性を持っていく時に聖霊様がどのような御方かをより知ることが出来るとともに聖霊様の働きを体験していくことが出来ます。心を開いて委ねていきましょう。主は新しいことを成してくださいます。旧約にも新約にもそのようなチャレンジの連続であるように今日においても信仰によって踏み出す者となりましょう。

 

Follow me!