神を愛する

イエス様が一番大切な戒めは何かと律法学者に問われた時にふたつのことを伝えました。その一つ目が「心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くし、力を尽くしてあなたの神である主を愛せよ」というものでした。神を愛するというひとつの事に対して4つの要素をいれて教えられたのです。これは自分の中で一番情熱を傾ける源が神であり、一番臨むものであり、集中するものであること、また最も深い渇望を持って求めていく心、ただ感情的なだけでなくよくよく考えた上で意志決定していくこと、そして最大限のエネルギーをそのために注ぎ込むための努力をするということなどが見られます。感情も知性も、そして時間も力もすべてを注ぎ込んで主を愛するということが多くある律法をまとめていくひとつの鍵となるということです。神を愛するという時にその愛があまりにも大きすぎて私たちの愛では到底追いつかないように感じます。また同じように愛することが出来ないのに自分が愛してもいいのだろうかという疑問も出て来るかも知れません。だからこそすべての感性を研ぎ澄ませて決断し、愛していくということが大切であるとイエス様は教えられました。そして初代教会において、また現代においても信仰ゆえに迫害がありますがそのような中にあっても神を愛していくというのは自分の決断だけではなく、その決断ゆえに神と共に歩んでいるという実感が伴わないと到底出来ないことです。神を愛するというのは一時的な流行のような事柄ではありません。その愛ゆえに永遠の天国への歩みが始まることであり、神の子として歩む特権の中にあるということであり、イエス様のように日々変えられていくという信仰の歩みを続けていくということです。すべてを尽くして主を愛していきましょう。

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