真の礼拝者となる~ヨハネ4:21-24

イエス様はその公生涯の中でユダヤ地方を中心に歩まれましたがサマリヤ人の土地にも入り、福音を宣べ伝えられました。ヨハネの福音書4章にはサマリヤで信じる人たちが起こされ、そこに滞在されたことが記されています。当時の文化としてユダヤ人がサマリヤ人と交流するということは一般的には行うことではありませんでした。しかしイエス様はサマリヤにおいて形見の狭い生活をしていたひとりの女性に声をかけられ、本当の礼拝すべきお方とその場所が限定されなくなる時が来ること、神様は霊なので霊とまことを持って礼拝することについて教えられました。ユダヤ人としてのエルサレムで礼拝すべきという概念を変えておられることが分かります。初代教会が始まった時異邦人宣教が始まった時にこういったイエス様の姿勢、態度を見ていた弟子達ですら最初ユダヤ人としての常識、あり方をすぐには変えることが出来ませんでした。迫害によって散らされたことやそのことによって異邦人に宣教するようになり、聖霊が下るのを見て改めて教会としてどうするかと会議を開いて重大な決断をすることが出来ました。霊とまことを持ってということばはとても意味が深く神様と交わる。またその中で誠心誠意神様の思いにフォーカスしていくことなどがその意味に含まれると思います。自分の思いよりもはるかに高く広く、深い神様の思いを知り、そんな偉大な神様に愛されていることを感謝しつつ自分たちの思考の土台、行いの土台を造りかえていきましょう。

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