善を諦めない心の先に~ガラテヤ6:9-10
正直者が馬鹿を見るということわざがあります。悪賢い者がずるく立ち回って得をするのに反し、正直な者はかえってひどい目にあう。世の中が乱れて、正しい事がなかなか通らないことをいう。正直者が損をする。という意味があります。確かに人生が長くなればなるほどそのような場面に遭遇することや葛藤することも増えると思います。
しかし、その葛藤する心がいつの間にかなくなり、諦めてしまったり、自分もそのように染まってしまってはいけません。ガラテヤ6章には善を行うのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになりますとあります。永遠という時間の中ではもちろんですが地上の歩みにおいても自分の撒いた種から実ったものを刈り取りをするタイミングがあります。悪い種を撒けば悪い実が実るように善を行えば祝福を刈り取ります。
さらにその根拠としてイエス・キリストに信頼する者は失望させられることがないとあります。これは大きな慰めです。人生には困難や時に試練もあるでしょう。しかしそのような中でイエス様を見上げるならば神様に愛されているという希望を見いだすことが出来ます。主に信頼し、善を行い続けることを諦めない心を保ちましょう。その先に永遠に繋がる絶対的な希望が備えられています。