目を開かれる復活の主～ルカ24:1-8

復活祭おめでとうございます。イエス・キリストが死を打ち破り復活してくださったことを一年の中でも特に覚えるこの時に私たち自身とイエス・キリストとの関係をもう一度思い巡らし、さらに近い関係とされていきたいと願います。
　聖書の中のこの復活の記述の中にある共通点として、復活の主に出会った人たち、また復活の出来事を知った人たちはすぐに理解できなかったり、それがイエス様だと分からなかったということがあります。
　しかし、天使がきっかけを与えたり、イエス様がなにかをされたことをきっかけに霊的目が開かれたかのようにすぐ理解し、受け止めていきます。
　この姿はイエス・キリストが私たちのために十字架で死んでくださり、そして復活してくださったことがなされた贖いの御業であると理解するプロセスに似ています。イエス様が人としてされたこと、語られたことが素晴らしいと理解していることと、自分との関係性を理解し、受け止めることはその深さも関係性、距離感も大きな差があります。
　日々の歩みの中でこの復活の主を霊的な目をしっかりと開いて自分の主として受け止め、喜びのうちに共に歩める者とされていきましょう。

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