何にフォーカスするか~ヨハネ21;24-25
私たちの目や意識は特に関心があることなどに敏感に反応します。例えばトイレを探している状況の時にはトイレのマークをすぐに見つけることができるけども目の前の店で売られているセール品などには意識が向きにくくなります。逆にセール品を探している時には半額とか特価の文字には敏感に反応しますがトイレがどこにあるかとかは気にしていません。
同じように存在していても私たちの状況や意識で受け取る情報はそれだけ違いが出てきます。聖書を読む時もこれは同じです。私たちがどのような気持ちで聖書を開くかで受けとるものや理解は全く異なってくるのです。さらにイエス様がどのようなお方であるかを私たちが知っていく時に聖書の文字だけから紐解くか、そこにある原則からイメージを膨らませて自分自身とイエス様の関係に適応していくかでも大きな変化があります。要は何に私たちがフォーカスするかということです。イエス様は私たちに聖霊を助け手として送ると言われました。そして終わりの時にすべての人に聖霊が注がれると聖書には記されています。このみことばを文学として読むのか今も生きては働いておられる主からのことばとして受け取るのかで私たちの信仰生活は大きな違いを経験することになります。
イエス様から目を離さず、聖霊様と親密な交わりを日々持ちながら、神様の救いの計画、その御心にフォーカスして歩んでいきましょう。