詩篇23篇～荒野で与えられる喜び

　アドベント第3週になりました。クリスマスまであと一週となりました。現代においてのクリスマスやアドベントは神学的な背景はおいておいて、多くの場合でタイミングや内容が分かっていて準備することも出来ます。それはそれでうれしいものです。
　しかし、世界に救い主としてイエス様が誕生されることに対しての知らせはとても限定的な人々にだけ知らさせれていきました。マリヤやヨセフには天使が現れましたがその家族や友人には現れませんでした。もし地域の人々にも同じように天使が伝えていたらどれだけ困難が減ったかと思う反面。イエス様の成長の過程に良くない影響が増えたとも思います。
　そして天使達はもっとも町から外れたところにいた羊飼いたちのところにも訪れたことを聖書から私たちは知っています。羊飼い達はまさか自分達がそのような特別な出来事に遭遇するとは夢にも思っていなかったことでしょう。だからこそ彼らは大きな喜びに満たされていたと思います。イエス・キリストによる救いとはまさにそのようなものではないでしょうか。私たちはなにか資格があって選ばれたのではなく、ただ憐れみによって救われるのです。そしてそこに救いの喜びがあります。
　主にある救いを喜び、そして主にある平安のうちにとどまる者とされていきましょう。主は私たちと共にいてくださいます。

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