御国を現す教会~使徒2:40-42

 ペンテコステの時に聖霊が弟子達にくだり、そして人々が3000人以上救われるという出来事につながりました。その中でペテロは「曲がった時代から救われなさい」とみことばを解き明かした後に語りました。

 人は自分の間違いをなかなか認めたくないものです。色々と理屈を言って責任逃れをしたりしやすいものです。しかし、その場にいた多くの人々は悔い改め、イエス様を救い主として受け入れることを選んだのです。そこには聖霊様の圧倒的な臨在があり、もはや理屈を超えた働きがあったと思います。自分が過ちを認めるということよりも、そこに救いと御国があると実感出来るほどの状況の中で悔い改め、共に弟子達と歩むことを選択したのです。そしてその先には裁きよりもむしろ赦しがあり、救いと平安がありました。

 しかし当時の世間の状況は迫害に向かって進んでいきます。そのような中にあっても恐れや不安以上に御国がそこに現されていたからこそ初代教会は力強く成長、拡大していったのです。人は嘘偽りにいのちはかけられません。真実がそこにあったからこそ殉教者を出しても尚、前進することが出来たのです。

 今の時代の中でも御国を現す教会が主の臨在の中で力強く建てあげられていくよう祈り備えていきましょう。

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