週報より

立場とひとことにいっても家族とか会社、また学校など同じ人でも行く場所によっていろんな立場があります。家では子供であり、学校では生徒であり、また教会では年下の子供たちのあこがれの存在かも知れませんね。私たちは自分の立場をどのように認識しているでしょうか?ある方はどこにいっても横柄な態度をとるかも知れませんし、またある人はどこにいっても卑屈になっているかも知れません。成年男性が無事退職して家にずっといるようになって一番ショックを受けることのひとつに名刺がなくなる=肩書きがなくなることが挙げられています。仕事一筋で生きてきて家族とのコミュニケーションがとれなくなっているケースも多々あるそうです。それはある意味厳しい言い方ですが家族の中で父として夫としてという立場を放棄して来た結果を刈り取っているとも言えます。もちろん家にろくにいれないような仕事をしてきたとすればそれは社会的に問題がありますが、それでも最終的に決定して行動するのは本人です。自分しか出来ないことと、代わりが頼めることをしっかりと考えて限られた時間で行動していかなければなりません。さてここで考えたいのは神様から見た私たちの立場です。奴隷のような存在と認識していたり、遠い遠いところにいるような認識ではいけません。神様は私たちを愛し、子としてくださっているのです。子供とは親と共にいる存在であり、親から教えられたり、叱られたり、褒められたり、まさに親の愛情を一心に受けるものです。そして親のものを受け継いでいく存在です。今年一年どういう認識を持って神様と向かい合ってきましたか?来年はさらに神様を身近に感じて歩んでいきたいですね!

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