週報より

昔ドイツが西と東に分かれていたときにそこには隔ての壁が文字通り実在しました。同じ国で同じ国民であったはずの人々が分かたれて過ごしていました。しかし冷戦の終結と共にそれは歴史的事実として取り壊されたことは周知の事実でしょう。しかし、そのために多くの祈りがあり、ある祈りの人が信仰によってその壁までいって手を置いて祈ったこと、そしてはじめに取り壊しの作業にかかった時にそのレンガが最初に取り除かれたことをご存じの方は少ないと思います。神様は私たちの生活の中にある隔ての壁も同じように取り除きたいと願っておられるお方です。民族紛争とか国家間の衝突のような大きなことからピーマンが食べられないとかあの人が嫌いとかそんな些細なことまで壁は存在します。水と油と思えるようなこともあるでしょう。しかし神様はそれを中和し混ぜ合わせることがお出来になる方です!私たちの心に自分で築きあげた要塞はないでしょうか?ここだけは誰にも明かさないブラックボックスはないでしょうか?墓場までこのことは持っていこうと思っている事柄はないでしょうか?仮に墓場まで誰にも明かさず行けたとしても神様はずっとそれを隠していることをご存じです。きっとこの世の生涯を終えて神様がぜんぶ知っておられたことを知り赤面することでしょう。神様は私たちが生かされている今この時にも元気で明るくのびのびと生きてもらいたいと願っておられるお方です。そのお方がそういった壁や問題を壊し、また一緒に負ってあげるよと聖書を通して私たちすべての人に語っておられるのです。

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