信仰の力~ヤコブ5:13-16
イエス・キリストは祈りについて有名な主の祈りのように弟子達に教えられました。そして弟子達は多くの手紙や書簡の中でこの「祈り」について扱っています。
父なる神様に向かって私たちが祈る時に大きな力がそこには働きます。旧約の預言者エリヤは祈りによって雨が降らないように熱心に求めると2年6ヶ月も雨が降らなくなり、再び祈ると雨が降るようになったと記録されています。またそれ以外にも聖書には多く祈りの結果起ったとしか言えないような出来事が多く記されています。そしてそれはただの物語ではなく、私たちが神様に向かって祈る時にどれほど大きな力がそこに働くかということを教えてくれます。
そしてヤコブの手紙にあるポイントとして互いに罪を言い表し互いのために祈るということです。祈り会うということは神様と自分との関係だけではなく、人と人の相互の関係もそこに加わってくることを意味しています。つまり私たちはお互いに責任を負い合っている存在ということ、罪を言い表すことの出来る信頼出来る関係を築くことの大切さ、そして互いに罪を言い表して悔い改めに進むことで祈りの妨げとなる要素をなくしていくことに繋がることなど多くのことをここから学ぶことが出来ます。
祈りについて知り、そして聖書から正しく祈りについて学ぶことはとても良いことです。しかし、学ぶだけではなく私たちは祈りによって働く神様の力を体験するものとなり、より信仰へと進んでいきましょう。