週報より~自力で歩むこと~
宝くじや賭け事など一攫千金を夢見る人は多いと思います。お金自体はあればあったでそれは喜ばしいことだと思います。またお金があれば出来ることも多いのも確かです。しかし自分で働き、コツコツと生活していくことの大切さを聖書は教えています。それがベースとなるものであり、継続して生きていくためには大事なことだからです。自分で働いてということの中には当時の背景を考えれば自分で水を汲みに行き、自分で作物を育て、また加工調理するという側面も多く含まれていると思います。それはその人自身がお金を払えばなんでも思い通りになるという楽が出来るという面とは逆であり、自分の生活を自分で支えるライフスタイルです。今の時代はお金を払えば衣食住全て簡潔することが出来ます。しかしお金がない場合でも生きていけるバイタリティをどれだけの人が持っているかというとそれはまた別問題になります。いきなり明日からサバイバル生活を強いられることは早々ないと思いますが、自分の生活を堅実に設計し、与えられているものの中からやりくりすることも私たちには大切なことです。消費が拡大していく社会構造になっている現代において自分にとって必要か不必要か見分けることも大切な生活力になると思います。消費を恐れるあまり必要なものまで見えなくなっているケースもあるでしょう。神様に土台を据え、堅実にその人生という家を建てあげていきましょう。