週報より~賛美の心~

クリスチャン生活の中で大事な要素として賛美というものがあります。この賛美ということばは聖書の中に93回用いられており、最初にこのことばが登場するのはアブラハムの息子イサクのために花嫁を捜す旅に出たひとりの僕が主の前にしるしを求めリベカと出会った時に初めて登場します。しかしそれ以前に,まず創世1章は,宇宙的広がりを持った創造の賛歌として書かれています(ヨブ38:4‐7,箴言8:30,31)そこからレビ記で一回、申命記で2回使用され、歴代誌、そして詩編でダビデなどによって多く用いられました。新約聖書では,マリヤ,ザカリヤ,御使いたちの賛歌で始まり(ルカ1,2章),王の王,主の主なる救い主への賛美で終結しています(黙示録19章)また賛美を通して奇跡的な御業が伴うなど賛美が非常に重要な位置を占めています。聖書の中で見ていくと出エジプト15章において戦のために戦勝歌を担当する部隊が編成されていたりダビデの治世においてI歴代6章では賛美専門のグループが形成されています。またイスラエルの賛美の中に住まわれる神様という臨在の溢れるところとして、またタンバリンと踊りでとあるように全身を用いて喜び踊る賛美などが記されています。この賛美は歌とは大きく異なるものです。歌は情景やある出来事に対する心情を表現したものですが、賛美は神様に対しての感謝や礼拝の心、そして喜びや魂からの叫びであり祈りとしての面を強く持ち合わせています。礼拝の心を持って日々の生活の中で賛美し、主の臨在の中を歩む者となりましょう。

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