週報より~逆風の中にあっても~

信仰ゆえの迫害は日本史の中にある天草の乱のような過去のものではなく、今の時代にあっても未だ多くの国々において日常的に根強く残っています。時として多くの犠牲者をも生じてしまっているのが残念ながら現状です。しかしそういった逆風の中にあっても全世界的な視点を持つときに確実に福音が前進していることを知ります。私たちは日本に住んでいると宣教の難しさは痛感しながらも、迫害を体験するというのは希です。しかし試練の中で信仰を落としそうになったり、またかつて持っていたような神様への情熱が薄れていったりすることは体験したことはあるでしょう。そういった逆風が吹いているような時にこそ信仰を見つめ直し、大きく成長出来るチャンスでもあります。また形式よりも本質を見つめることもそういった時にこそ出来るでしょう。信仰によって試練を回避する方法を身に付けようとするのではなく、試練を脱出する方法を見いだすことが出来るようになり、試練を糧に成熟していくことが出来るようにも成り得ます。生活の中であなたはどんな逆風を感じていますか?またその中にどんな可能性を見いだしますか?神様と共にその中を歩めているでしょうか?主はどんな時にも私たちを決して離れないと聖書の中で約束しておられます。それは逆にいうと見放されていると私たちが感じる瞬間があるということです。どんなどしゃ降りでも雲の上には青い空が広がっています。主を信頼して、忍耐し、約束の虹を見いだしていきましょう!

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