週報より

しゃべることは時と場合によって楽しかったり辛かったり様々な感情を私たちに与え、また多くの人を時として励まし、また傷つける諸刃の剣のようなものです。聖書に舌を完全に制御できるならその人は体全体を制御できると書いてあるくらい私たちの口から出ることばはまだまだ不完全であり発展途上と言ってもよいかも知れません。しかし言葉において失敗することを経験し同じことを繰り返さないようにと意識する方はそういった勉強をしたり、また上手に語る人を観察して確実に成長していると思います。聖書はさらに深く掘り下げてうわべのトークテクニック以上にしゃべる時の心構えに関してから多くのことを私たちに示唆しています。コロサイ4章6節には外部の人に対して賢明にふるまい、機会を十分に生かして用いなさいとあります。これは伝道においてのことに重点がおかれて書かれているという前提がありますが、前半の外部の人に対して賢明にふるまうことはとても大切なことです。自分が客として店にいっていても、また逆においてもへんに偉そうにしたりせずにいつでも賢明に振る舞うことは私たちの品性を高めてくれるだけではなく、すべての人を自分よりすぐれた者だと思いなさいとあるようにみことばを実践する行為に他なりません。そういったベースとなる心構えや考え方を整えていく時に口から出ることばも愛のあることばになったり塩気の効いたものとなるでしょう。答えはそういった経験の積み重ねから自ずと出てくるものです。聖書に根ざし、みことばを土台として考え方を整えて、口から出ることばがその心からすっと出てくるように、祈り整えられていきたいですね!

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