週報より
説明書を見なくても直感で操作出来たり理解出来る物は全体の作りが分かりやすくシンプルになっている優れものだと思います。ややこしい専門用語とかもある程度は必要かも知れませんが誰でも触っているうちに使いこなすことが出来るものというのは作り手の凄さを実感出来る逸品だと思います。難しいものをいかにシンプルに分かりやすく、そして便利にすることが出来るか?家電にしても学問の世界にしてもとても大切なテーマだと思います。神学も全く同じだと思います。聖書のメッセージは本当にシンプルです。しかしそれを微妙な受け止め方の違いによって様々な神学が確立されています。そういう難しいのは苦手という方にしても自分なりにこうかな~?というニュアンスである程度の理解をしていると思います。細かくいえばその段階でそれがひとつの仮説となり神学となります。しかし聖書をしっかり読んで大筋の流れを理解し、また基本となる考えが理解出来ていないと箇所によってはものすごく偏った理解になってしまうこともあるでしょう。それは明らかな読み手の誤解から来る間違った解釈です。そうならないように原則をしっかりとおさえておく必要があります。聖書の基本は神様が私たちを含め世界を創られたこと、そしてそこに私たちの弱さ故に罪が生まれた事、しかし神様は私たちを愛し罪を赦し、天国へ入ることが出来るように、イエス・キリストを送って下さり十字架、復活という出来事を通じて信仰による救いを与えて下さっている事、そして救われた人々にどのような歩みをしていくのが望ましいのかということも聖書には様々な角度から書かれています。基本に忠実に、そして信仰の基本をしっかり強くしていきたいですね!