週報より
CD制作をする過程で様々な方からのアドバイスを頂きました。その中にはそれまでの自分にはない発想、考えの深さ、データから裏付けされた貴重な情報など多岐に渡る発見が満ちていました。そういった意見を聞くことが出来ることは本当に素晴らしいことだと思います。なぜなら知らなくても作ることは出来るでしょう。しかし知っていることでその完成した状態は知らないで作ったものとは比較にならないものになるでしょう。そういった本音の部分の意見を得るためにはまず興味を持って頂けたということが大きいと思います。CD自体興味を持って、手にとって、買って頂き、気に入って頂き、歌ってもらえる、またより神様を見上げることが出来たり、同じようにオリジナルの賛美を作ってみようとかCDを作ってみようという動機付けになれば本当に幸いです。この影響の深さが興味を持つ段階から知るというプロセスを経てなんらかの確信になり行動に移ります。すべての物事が行動までつながるのは難しいかも知れません。しかし私たちの人生を形成する中で何に興味を持ち、なにを確信として握って歩んでいるのかというのはその人自身の人格形成や人間関係に大きな影響を与えます。コロサイ2章にはキリストのうちに知恵と知識との宝がすべて隠されているとあります。そのことばや生き方の中に多くの宝があると書かれているのです。しかも隠されていると、隠されているのですから探さないと見つからないわけです。しっかり熟読し、思い巡らし、祈り、そして行動に移していく中で私たちはキリストのうちにある宝を少しづつ体験し、そして理解して自分のものにしていくことが出来ます。様々なものが不安定な中にあっても、キリストに土台を据える時に決して揺るがない土台を持つことが出来るのです。