週報より~みことばに生きる~
聖書は大事に飾っておくものや、なにを書いてるのか分からないありがたい教典のようなものではありません。聖書は読んで、理解して、自分の生活に生かしてこそ価値のあるものです。また聖書は私たちに書かれている神様からのラブレターであり、真理のことばであり人生のマニュアルです。ラブレターを好きな方からもらった方はどういう風にそれを扱うでしょうか?きっと何度も何度も読み返して幸せを噛みしめるはずです。聖書も同じように読み込んでいくとどんどん恵みが増し加わっていくものです。何度も読んでいるはず、知っているはずなのに新鮮で新しい発見があり、日々新しい恵みを知ることが出来ます。また変わっていく時代において揺るがない真理を記しています。特に新約においてイエス様が語っておられる箇所は私たちに多くの教訓を与えてくれます。そしてそこから私たちはイエス様ならどういう風に対処されるだろうか?という考えを持っていく時に人生の方向性を決めていくことが出来ます。聖書というものはそれ自体に何か不思議な力があるとかそういう類のものではなく読んで理解して初めて価値のあるものです。世界に印刷技術が出来た当初印刷されたものは聖書が大半を占めていたと言われています。それがルターらの進めた宗教改革につながっていきました。それは当時聖書とは限られた聖職者しか読むことのできないものであり、それでは聖書全体が語っていることを人々が理解することは困難でさらに私的解釈がはいっていてもそれを切り分けることが難しい状態だったのが聖書が普及することによりひとりひとりがしっかりと聖書を読み込み理解することが出来るようになったことから信仰が真に生きたものとなったのです。私たちもみことばに生かされる者とされていきましょう!