週報より~尊敬と落とし穴~

あなたは人より優れていると自分のことを考えているでしょうか?それとも劣っていると考えているでしょうか?この質問だと優れていると答えるのはちょっとハードルが高いかも知れませんが質問を変えて自分は平均よりちょっと上だと思いますか?という質問だとどういう風にお答えになりますか?最近の医学研究で多くの人は自分は平均よりも少し優れていると考える傾向にあり、さらに優越の錯覚の程度が大きい人ほど、行動や認知を制御している「線条体と前頭葉注」の機能的結合が弱いこと、この機能的結合が、線条体におけるドーパミン受容体の密度に依存していることが分かったそうです。医学的なことは分かりませんが、こういった性質が人類の発展に大きく貢献していたというひとつの結論を見いだしています。とすると本来尊敬されたいというような名誉欲や優越感を私たちは求めやすい性質を持っているということが出来ます。尊敬を受けることは時としてやる気につながったりすることも多いでしょう。1テモテ5章にはよく努めている長老は二重の尊敬を受けるにふさわしいとあります。但し罪を犯した場合の取り扱いについても書かれています。私たちの心は繊細で自信を持つことは大切ですが過信は禁物ですし劣等感を強く持つのはよくないことですが慎重なことはいいことでしょう。ひとつの性質でもちょっとしたことで道を踏み外してしまいます。だからといって私たちは常になんらかのアイデンティティを持って歩もうとします。人と比べるのではなく、まず信仰によって神様から愛されていることをしっかりと確信しましょう。そこから自分の価値観を建てあげ、また周りの人に尊敬のことばをかけ合いましょう。主にあって高め合う関係を築いていきましょう。

Follow me!