週報より~自分を保つ~

多かれ少なかれ私たちは様々な影響を受けて人格や性格が形成されていきます。朱に交われば赤くなるとことわざにもあるように特に人間関係においてどのような人達と一緒にいるかということはとても大きな影響を受ける要因になります。日本で生活していればお茶碗を持ってご飯を食べることは行儀として当たり前のように感じます。しかしお隣の韓国ではお茶碗はおいたままご飯を食べるのが正しいマナーであるように自分にとっての当たり前が世界に出ていく時に決して普遍的な当たり前ではないということをまず知るということはとても大切でしょう。広い視野を持ち、自分がどのようになっていきたいかを知ることから自分を保つためにはどうすれば良いかが見えてきます。貝の中に閉じこもったように狭い視野で限られた情報、経験で自分も周りも決めつけてしまっては成長していくことは難しいでしょう。人の基準は様々な物差しがあり、勝手な基準で物事を決めつけてしまいやすいものです。しかし神様の基準を聖書からしっかりとくみ取っていく時に私たちはある程度正しい方向性を見いだすことが出来ます。自分を保つということはまずスタート地点を明確にし、流されていくだけのどうでもいい存在ではなく、かけがえのない存在として神様から創造された自分はどうしていくのがより自分らしいか?と掘り下げていくべきです。なにかの痛みや辛い経験によって避けてしまったり拒絶してしまうようなタイプの物事や人との繋がりがあるならそこにまず光を当ててフラットな状態にしてから受け止め直す必要もあるでしょう。心に刺さっている棘を抜き、傷を塞いでより自分らしく、そして自分をしっかりと保つ生き方をしていきましょう。

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