週報より~信仰のもたらずべきもの~

厳しい訓戒を守っていれば自分は優れているというある意味の達成感や自己満足も得られるかも知れません。しかしその結果人を見下してしまったり、またその守るべきものを継続することが出来なければあまり意味のない我慢大会のようなものです。ルールであるからやらないのではなく、自分の考えでやらないと決めて実行するからこそ価値があるのです。暴動が起こるとまず略奪が起こります。それはなぜかというと「いまなら盗んでも分からないだろう」という真理であったり、「他の人もしてるから」というふとした思いからでしょう。日本で災害が起こった時に海外からの支援チームが驚くことに救援物資を受け取るために人々が列を作って並ぶことがいつも挙げられます。多くの場合がそうではないからでしょう。それは法律でもなく、律法でもなく、優れた道徳感や倫理観の問題だと思います。信仰とはより深く、愛に満ちた品性を生み出すものであるべきです。私たちは宗教家を目指すのではなくキリストのように生きることを目指す者になっていくべきです。聖書は大事なものです。そこに書かれていることも本当に大切なことです。でもより大事なことはそこに書かれていることを覚える以上にそこに書かれているように考え、日々の生活に生かし、あらわし、自分の生き方が変えられていくことです。みことばを知り、そしてそのみことばにあって歩む者とされましょう。

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