週報より~すべてを益としてくださる神~

新年おめでとうございます。新しい年の初めに多くの方が初詣にいきます。一年の無事や繁栄、成功と求めて集います。多くのところには学問の神とか商売の神というように特徴があり、複数のところへ向かう方も少なくありません。しかしそこに祀られているものがどんなものなのか知っている人は少ないのではないでしょうか?自分たちが拝んでいる対象を知っていないというのは不思議なことだと思います。
聖書に書かれている神は天地万物を創造された唯一の御方であり、イエス・キリストを私たちの救いのために使わし、十字架と復活によって救いの道を備えてくださり、聖霊によって私たちを助けて下さる三位一体の神であり、私たちを愛し、赦し、つくりかえて下さる御方です。私たちが求める前に私たちの必要をご存じである御方です。私たちはそれぞれ弱さも強さも長所も短所もあるものです。しかしイエス・キリストを目指し、主と共に歩むその歩みの中において神様はすべてのことを益として下さると聖書に記されています。「すべてのこと」というと自分にとっていいと思えることも悪いと思えることもという意味です。ご利益信仰はある意味分かりやすい基準があります。それは自分が望む利益を与えてくれる神ということです。しかもそれを自分たちで作っているという現実があります。人より優れた存在を人が作ることができるでしょうか?
しかし聖書信仰はある意味至高のご利益信仰ということが出来ます。それは私たちが望んでいない事柄ですら私たちを創造し私たちの益として下さる神ご自身が私たちを愛し、共に歩んで下さるという恵みに満ちているからです。新しい一年、主にあってすべてのことに期待し、感謝して目先の損得に振り回されない堅実な信仰を築き上げていきましょう!

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