週報より~律法の価値を決める生き方~

決まり事には必ず決められた背景や理由があります。時代の変化と共にその決まりやルールは変化していくこともふつうにあることです。携帯電話を今車の運転中に使用しているとそれは違反となりますが携帯電話が出てしばらくの間はそういったことはありませんでした。携帯を使用していたことによって事故を起こすケースが増えたため法律が変わりました。つまりそれまでふつうに運転しながら使って問題がなかった人にとってはそれは窮屈であり、不条理に感じたと思います。しかしある程度の期間が経てばそういった感情も薄れて慣れてしまうものです。しかし本当に大切なことは法律であろうがなかろうが安全に配慮する心です。例えば法律で違反となっていない飲食物であっても過剰に摂取すると体を壊します。脱法ハーブのように事実問題となっているものもあれば身近にあるふつうの食品ですら過剰に摂るならば生活習慣病などを引き起こします。それをいちいちルールや法律にしていてはきりがないでしょう。大切なのは自分でしっかりとした知識と分別を持ってバランスよく可能な範囲で自己管理することです。誰かに決められたことを守るか守らないかよりも大切なことは自分にとって大丈夫か。そして自分の周囲の人達にとって迷惑や危険がないかを考えることの出来る心です。自分のことも考えれなかったり、また自分のことしか考えられなかったり、他人のことばかりが気になって自分を疎かにしていたり、どこかバランスを崩してしまうと私たちは疲れ果てていくでしょう。聖書には自分を愛するように隣人を愛するという風に順序立てて記しています。そして神様は自分を愛しているということを知るからこそ自分もより愛せるようになり、神様が愛している人だからこそ他の人もより大切にすることが出来るようになります。私たちの周りがどれだけ変わっていこうと神の愛は決して変わりません。神様の決めたルール。それはキリストを救い主として信じる時に救われるということです。神様の愛によって生かされていきましょう!

Follow me!