週報より~聖霊が臨む時~
ペンテコステとは聖霊が弟子達に臨まれて異言を語り、預言をし、そして一日のうちに3000人もの人々が新しく弟子に加えられたという記述から始まる聖霊の時代の到来であり教会の誕生日とも言える出来事であり、それを記念する日です。ペテロにはこのペンテコステの出来事以前にもイエス様と共にいた時から多くの権威が与えられていました。悪霊を追い出し、病人を癒し、奇跡を行うことが時系列を読み解くと理解出来ます。しかし聖霊が臨まれた後の彼に起こった変化はそういった賜物と取れるようなものだけに留まらずその語ることばによって多くの人の心が変えられていくこと、また人格的にも整えられていったことが分かります。力を受けて地の果てにまで証人となる。と言われていたイエス様のことばの通りに初代教会は迫害の渦中にあっても成長していきました。人々がいのちをかけてでも信じ、また信仰の故に命を落としていった時代です。それはただ正しいとか義とかではなく、神様の愛とその愛を受け、愛を知り、その愛に応答した人達がその時代をつくりかえました。人は真実のためでなければ命をかけることは非常に困難なことだと思います。さらにいくら正しいことでも愛がなければ進んで犠牲を払うことなどできません。聖霊様は人々の心に真実である救い、赦し、解放の確信を与え、神様の存在を明らかにし、そしてその神様の愛を理解するだけではなく実感させて下さる御方です。そして私たちを助け導いて下さる御方です。今の時代はこの聖霊様が私たちと共に働いて下さる時代です。もっと聖霊様を求め、満たされて主の証人となっていきましょう。