神を知ることは知識のはじまり~週報より~
多様性のある今の時代は良い物と悪い物という風に簡単に別れる物事ばかりではありません。
しかしその中でよりベストな選択をしていくためにはなにが必要でしょうか?より正しい信頼出来る情報も大切でしょう。
そういった知識があれば私たちは多くの失敗から救われるかも知れません。
しかしもっと大切なことはその知識をどういう風に用いていくか。
道徳観念とかモラルの問題は知識の土台としてとても大切です。
ではどういう土台を築くのか。
神を知ることは知識の始まりと箴言の著者ソロモンは記しています。
彼は神様に知恵を求め、古今東西に並ぶ者がいないほどの知恵を与えられたと言います。
そのソロモンが神を知ることこそ知識の始まり、つまり知識を置く土台であり、知識の方向性を決める道しるべであるというのです。
どんなに熱心であってもその熱心さの方向がまちがっていてはとんでもない結果が待っています。
例えばノーベルはダイナマイトを発明しましたがそれは本来発破工事などに用いるためでした。
しかしそれが兵器に転用されると大惨事をもたらします。
ダイナマイト自体は良くも悪くもありません。
問題は用いる側の人間の問題です。
自分さえ良ければいいという発想で人を攻撃する時それは喧嘩から戦争へと発展します。
神を知り、神様が自分と同じように他の人達も愛しておられると理解したなら振り上げた拳をその人に振り下ろすことは出来ないはずです。
正しい神様の理解から知識を積み重ね、知恵も力も富も正しく取り扱うことが出来る成熟した器になっていきましょう。