平和を愛する者~週報より~
平和を保つことがどれだけ大切でどれだけ困難か歴史を見るときに、
また今の世界を見るときにいろいろと考えさせられます。
真実は大切ですが真実を知ることでより傷つくこともあります。
しかし嘘偽りはいつまでも隠すことは出来ません。
特に神様の前には一瞬たりとも嘘を通すことは出来ません。
戦後70年が経ち多くの国家が戦時中の痛ましい事実や隠してきたことを公表するようになりました。
隠すことは多くの苦しみを伴います。
それは個人であっても国家であっても変わりません。
平和を愛する生き方を始める時に最初に通るのは偽善ではなく悔い改めです。
神様の前に罪を言い表し悔い改める時に新しい歩みが始まります。
罪を隠す生き方には恐れが伴います。
しかし悔い改め、自分の弱さを認め、
前に向かって進もうとする生き方には真実があり、
真実から繋がる平和への道がそこにはあります。
自分自身を決して棚にあげて罪を裁く神の代弁者の如き歩みではなく、
キリストが罪を覆い赦し、
そしてその人を根底から造りかえられたように、
私たちも平和を愛し、
そしてそのうちに歩む者となっていきましょう。
罪から離れ、弱さを知り、遜って主に従っていきましょう。