動じない者になるために~週報より~
一喜一憂ということばがあります。
私たちは喜んだりまた悲しんだり感情の浮き沈みや状況によって心理状態が大きな影響を受けやすい弱い存在です。
この状況によって変わっていく精神状態に私たちはどれだけ振り回されたり、
またその事を通して周りに良い影響を与えたりまたどれだけ迷惑をかけたりしているか測り知れません。
そういったすべての人が持つ精神状態からくる波紋が重なって多くの問題が突破されたり停滞したりもします。
分かりやすい経済的なデータだけでなく、
むしろなかなか測りにくい私たちの精神的な状況は諸刃の剣のような存在で正しく管理出来れば素晴らしい結果に繋がりますが間違って使えば破滅に繋がっていきます。
同じ物事でも受け止め方が異なるのは当然です。
しかしいつも悲観的な方向でしか考えられなければそれは本当に残念なことです。
逆に常に楽観的なばかりなのも問題かも知れません。
バランスを保ちつつも最終的に悲観的になりすぎず楽観的にもなりすぎないバランスを保っていくことが常に出来ればどれほど楽になれるでしょう。
パウロは私を強くしてくださるかたによってどんなことでも出来るのです。
とあらゆる状況に対処できるようになった自分の経験からその秘訣を神様によって強くされることと結論付けました。
高ぶりそうな時に謙遜に、悲観的になりそうな時に神に愛されているかけがえのない存在としての自分をしっかりと認識出来れば動じない品性を身につけた者となることが出来るでしょう。
その高みはなかなか登ることが出来ない高みかも知れません。
主に信頼し、主と共にまず登る決断をしましょう。
主がその信仰と祈りに応え少しづつ私たちを動じない者へと日々造りかえてくださいますように!