神の秩序ある教会~週報より~
教会とは建物ではなく本来そこに集う人々を指して使うことばです。
集められた者たち、エクレーシアというギリシャ語のことばの直接の意味を考えるとよく分かると思います。
日本語の教会は教える会となりなんとなく先生と生徒というような塾とか勉強会のイメージを強く抱かせることばですが本来教会とは神様にあって集められて建て上げられていく人々なしでは存在しえないものです。
建築物を建てる時に大切なのは設計です。
建物にふさわしく基礎があり、
目的にふさわしくスペースが割り当てられ、
そして素材が可能な予算の中で選ばれます。
教会を霊的に設計し建て上げて下さるのは神様御自身です。
ひとつの教会という概念をもう少し広い視野にすると地域レベル、県レベル、地方レベル、国レベル、民族レベル、世界レベルといろいろと異なる規模の霊的教会が見えてきます。
その中には神様が時代や世代ごとにテーマを持って導いておられることが過去の教会を知ったり、
また現代において進められている様々な働きを見る時にものすごいスピードで組み上げられている教会を見ることが出来ます。
そこには神様の秩序があり麗しい一致があります。
そのひとつひとつの細胞である私たち自身がよりいきいきと輝いていくことが本当に大切なことであり、
意味のあることであることを知ることは私たちの信仰生活をより深く、高く、そして広がりのあるものにしていきます。
主にあって自分自身の人生を建て上げるとともにつながり合い、
祈り合う神様に集められた者たち同士つながっていく者となりましょう。