疑う者にも顕れて下さる主

イエス・キリストの復活、そして弟子達に顕れてくださったことなど十字架以降の聖書の出来事は多くの不思議と奇跡に満ちています。そして使徒行伝へと続く聖霊の働きは弟子達にとっても未知の領域の働きになりました。その中で宣教が拡大し、異邦人にも福音が宣べ伝えられるようになりました。今私たち異邦人クリスチャンが存在出来る恵みはこの一連の流れの中で主によって異邦人宣教が開かれたからに他なりません。その中で多くの混乱や問題もありましたが問題が起こった時に祈り、吟味し、初代教会の弟子達が道筋を整えてくれたからこそ全人類の中で大多数となる異邦人が救いに入ることが出来るようになったのです。イエス様が復活された後、弟子達に顕れてくださいましたがその中で12弟子のひとりであったトマスはその場におらず他の弟子達の言うことを信じることが出来ませんでした。イエス様はそんなトマスのためにも来て下さり、トマスが言うような方法で確かめるように言われ、そして「信じない者にならないで信じる者になりなさい」と語られました。イエス様はこのように疑いを持ったり、人と比べて遅れてしまいその遅れを取り戻そうとせずとどまってしまうような時にも助けを与えて下さる慈しみ深い方であると分かります。それは私たちがイエス様の復活の恵みに入り、新しく新生することが本当に大切であり、福音の基礎となるだけでなく、弟子達がこれから入っていく領域において不可欠なものだったからです。主と律法による古い契約から永遠の救いに至るキリストの復活を土台とした新しい契約に入っていくことが出来るように、私たちの生き方、考え方も行いで裁き合うものではなく、霊によって建て上げ合っていけるものとされていきましょう。

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