信仰と恵み

旧約聖書と新約聖書の違いはなんでしょうか?歴史的に簡単に理解できることはイエス・キリスト以前と以後の違いがあります。そしてもう少しその違いを見ていくと旧約は律法により罪が明らかにされていくという方向性があります。逆に新約は福音により恵みが明らかにされていくという方向性があると思います。この恵みはイエス・キリストの十字架による贖いと復活、イエス・キリストを自分の救い主として信じることによって自分の行いによって律法を全うし救いを達成出来なかった救いを得ることが出来るという基本のみに留まらず、助け手として送られている聖霊様の臨在と導きを通してこの恵みをより豊かに体験出来るようになったことは本当に素晴らしいことです。旧約では特に選ばれた預言者や王など限定的、暫定的な人物を神様は用いられました。しかし新約にはいり初代教会の時代には使徒をはじめとしてそれぞれの地域に建てられたリーダーが聖霊の助けと導きによって力強い業を成すようになりました。その最終目的は多くの人々に福音を伝えることです。この宣教の業は恵みから恵みを流し出していくようなものです。なぜなら個々のクリスチャンがイエス様を信じることによって自分の人生に注がれた神様からの愛、恵みを伝えていくところに聖霊様が力を注いで下さるからです。罪が人を滅ぼす以上に恵みが罪を覆い、そして覆い隠すだけでなく主の御手の中で造りかえられていくことはどんな癒しや奇跡よりも尊く素晴らしいことです。主の前に正しい信仰を持ち、恵みによって生かされ歩む者とされていきましょう!

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