収穫の主に祈る~マタイ9:35-38
新米の季節になって来ました。収穫の秋です。この収穫の時を迎えるために多くの労苦をした方々にとってより大きな喜びの時となっていると思います。より良い実を取るためには暑い季節にも草抜きや水やり、また防虫対策をしたり、また植える前の段取りなど多くの働きがあってはじめて良い実を得ることが出来ます。そしてこの収穫の季節を逃すことなく最善のタイミングで収穫する必要もあります。果物であれば鳥が来て食べてしまうでしょう。また収穫した後でまた次の収穫に向けての段取りも始まっている場合も多いのではないでしょうか?この収穫を毎年繰り返すサイクルに入るためには多くの働き手が必要です。現代においては機械の導入もありますがそれでも人の眼と手による作業は不可欠です。この働き手の数に応じてどれだけの広さを扱うことが出来るか、どれだけの収穫に備えることが出来るかということが変わってきます。そして収穫を迎えるプロセスとして大切なのは季節を知るということです。そして何を植えるかによっていつ種をどのように撒くべきかを知り、適切な手入れをしていって初めて収穫に繋がります。そして季節という自然に影響される要素があまりにも大きいためにこのプロセスの中に神様の守りの御手、祝福を祈る心、守られたことを感謝する心、また思いがけないアクシデントに対応出来る柔軟な心を養っていくことが大切です。そうする時にいつも当たり前のように存在する事柄についても感謝する心が養われていきます。私たちが生かされていること自体感謝すべきことですね。神様の前に遜って感謝を日々捧げることが出来る者となりましょう。