絶対的愛~ローマ5:6-8
愛の深さをどう量るでしょう?プレゼントの金額や一緒にいる時間、そういった客観的にわかりやすいもの以上に愛は複雑でもあり、また単純でもあります。
イエス・キリストは私たちがまだ罪人であった時に私たちのために死んでくださったとパウロはローマ人への手紙で記しています。パウロはかつてクリスチャンを先頭をきって迫害する人物でした。そんな時の自分をも愛し、死んでくださった方がイエス・キリストだと語っているのです。主の愛の深さは自分を刺した兵隊にも主に憐れみを願われるほどの愛でした。家族だからとかいい人だからとかお世話になった方だからという「だから」の基準ではなく、「それでも」愛してくださる深い愛、絶対的な愛がキリストを通して現わされたのです。
神様の愛はまさにそのような愛でした。そしてその愛に私たちが自分の意志で飛び込むことを願っておられます。神様は私たちに自由意志を与えてくださっています。単純な機械やロボットのようには作られず、相互の意志によっての交わりが出来るようにされました。だからこそ主にある交わりや神様との交わりは素晴らしいのです。また悪魔はそこをなんとかして崩したいと考えてすれ違いや誤解、思い込み、いつまでも赦さない心を焚きつけてその関係を壊そうとしてきます。
主の絶対的愛をしっかりと知り、そしてその愛に少しでも近づいていこうとする時にこういった罠から私たちは守られ、乗り越えていくことが出来ます。主の愛に感謝し、主の愛によって変えられ、また生かされていきましょう。